声に出して読みづらいロシア人 (コーヒーと一冊)本ダウンロード無料pdf

声に出して読みづらいロシア人 (コーヒーと一冊)

, 松樟太郎

平均的な顧客フィードバック : 4.6 5つ星のうち(2人の読者)
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声に出して読みづらいロシア人 (コーヒーと一冊)本ダウンロード無料pdf - 内容紹介謎の新人が巻き起こす、爆笑ロシア革命inジャパン。 ̶̶電車で読書、危険です。 ドストエフスキー、スタニスラフスキー、スヴィドリガイロフ、ストラヴィンスキー......そんな怪しげな響きのロシア人を厳選して紹介するとともに、その人物のプロフィールを解説。ロシア人の名前の仕組みについてもわかります。ただひたすら役に立たない「面白さ」を追求した一冊。 挿絵は『おじさん図鑑』でおなじみ、なかむらるみさん。ネイティブみたいに発音できる「発音のコツ」付き!著者について1975 年、「ザ・ピーナッツ」解散と同じ年に生まれる。某大学ロシア語科を出たのち、生来の文字好き・活字好きが嵩じ出版社に入社。ロシアとは1 ミリも関係のないビジネス書を主に手がける。現在は、ロシアのロの字も出てこないビジネススキル雑誌の編集長を務めつつ、ロシア発のすごいスキルがないかと非生産的なリサーチを続けている。そろばん3 級。TOEIC 受験経験なし。現在「みんなのミシマガジン」で、巷で噂の名コーナー「究極の文字を求めて」を連載中。商品の説明をすべて表示する
以下は、声に出して読みづらいロシア人 (コーヒーと一冊)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
『チェーホフのなかの日本』(中本信幸)以来のロシア関連本Amazonレビューであります!近所の図書館の図書棚の隅っこに挟まっていたのを偶然見つけて、早速借りました♪某大学ロシア語学科を卒業して現在はロシア語と全く関係のないビジネス系雑誌を手掛ける某出版社の編集長である著者が、ゴツくて滑稽で時に「物好きの象徴」(注1)にすらなるロシア人(とはいえ、後述するように架空の人物はおろかロシア人以外も挙げられている)の名前について、日本人に馴染み深い人もそうでない人も含めて、紹介した作品であります!本書の構成について簡単に述べますと、その人物の職業で分類された全6章と各章の巻末コラムからなり、著者によって勝手に(!)副題が付けられた人物について、見開き二頁で紹介しております。その人物の履歴、名前の由来や発音のコツ(下欄コラムでは更に詳細あり;それでも一般人が発音するには難解ですが)を中心に解説しているのですが、著者のその人物との関わり(といっても直接会ったわけではない)、著者自身によるボケとツッコミ(本書では黒字で強調!)、思わぬ方面へ飛び火する予想外の展開には、取り上げる人物に対する著者の関心の割合にも依るのですが、どれもこれも笑いを堪えるどころか、吹き出す笑いを暫く止める事が出来ませんでした(≧▽≦)まあ、名前をもじって笑いを取ろうとするのは、たとえその対象が外国人であってもどうなのかな、なんて個人的には気にかかってしまったのですが、本書を読んだ後はまず忘れないでしょうね・・・ロジェストヴェンスキーら一部を除いた故人の方々は、あの世で怒っていないかしらん(*^。^*)さて、以下に幾つか引用してみようと思います。まずは「アブラまみれの大富豪ーアブラモヴィチ」(第1章:英雄もいれば悪者もいるー軍人、実業家)より:・・・なんかもう、名前を見ただけで、脂ぎった成金のオヤジを思い浮かべざるをえません。そのくせ名前は「ロマン」。ものすごくどす黒いのに、妙にファンタジーな野望を持っているそうです。油で覆い尽くされたテーマパーク「アブラーランド」を作るとか。(中略)さて、さっきからしつこいほどに油ネタを連発していますが、アブラモヴィチとは、「アブラハム(ロシア語でアブラム)の子」という意味で、当然油とは全く関係がありません(そもそも、アブラ=油って日本語だし)。<引用終わり>「銃を作って辛口な人生ーカラシニコフ」(第3章:宇宙へ行ったり、空を飛んだりー宇宙飛行士、野球選手など)より:・・・私はわりと最近までずっと、この人が銃ではなく化学兵器(マスタードガス)の開発者だと勘違いしてました。どうも、「マスタード=カラシ」という印象に引きずられていたようです。それ日本語だろ!<引用終わり>「ツッコミどころが多いお名前ーショスタコーヴィチ」(第4章:ときにはメロディーに乗せてー作曲家)より:・・・ロシア語を勉強して始めてから10年以上もたつと、(中略)「ショスタコーヴィチ」という名前の響きの素っ頓狂さが、もはや十分には味わえなくなってしまったことです。(中略)この名前を初めて聞いたとき、たしかに自分は「なんだこりゃ」と思ったはず。「ヒョットコ」と「スットコドッコイ」が合体したような奇妙な響き。江戸っ子が、「べらんめい。このショスタコが!」と言って、若い衆を怒鳴りつける様子が、目に浮かぶようです。<引用終わり>「ドストエフスキー、真骨頂ースメルジャコフ」(第6章:書いて書いてかきまくるー作家)より:・・・ただこの人、本当の突っ込みどころはむしろ名字のほうで、その由来(スメルジャーク)はなんと「嫌なにおいがする」。なんでも、戦前の『カラマーゾフの兄弟』の翻訳のなかでは彼のことを「臭い子太郎」としていたものすらあるとか。いや、そこ意訳しなくていいから。あと、太郎はどこから出てきた、太郎は?<引用終わり>他にも「名前を言ってはいけないアノ人」(注2)の「元祖」と言えるスターリン(ちなみにグルジア人!)とか、名作格闘ゲーム『ストリートファイターⅡ』のザンギエフ(モデルとなった人物が実在したとか)、著者が敢えてした本文中の標記間違い(”ス”と”フ”)を読者に探させようとする演出家のスタニスラフスキー、他と異なってしんみりとした読後感を感じる戦前の野球選手のスタルヒン等がありますが、最も私が読んで面白く、そして皆さんにも笑っていただきたいのが、第1章のトップバッターであるポチョムキンであります♪名前の響きや大御所・池田香代子先生の『女帝エカテリーナ』の或る場面に対してツッコミを入れている時点で既に吹き出してしまいましたが、ラストで「池田先生こそ、ロシア人の名前の面白さを最大限に引き出したパイオニアだった」と、勝手に池田先生自身へ飛び火させているのには(ちなみに著者は、上記の理由から池田先生を尊敬しているとのこと)、腹筋が崩壊して暫く寝床から起き上がれませんでした(*^▽^*)最後に、拙いレビューでしたが、それでも皆様が本書を手に取って戴けるのでしたら、幸いであります(`・ω・')ゞ(注1)「はじめに」より。ちなみに、ここで村上春樹の某小説の主人公が『カラマーゾフの兄弟』の登場人物の名前全てを覚えていることを自嘲気味に独白するシーンの引用あり。(注2)ちなみに、創作作品におけるソレは、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿(本名:トム・リドル)。
de 松樟太郎
4.6 5つ星のうち (2 人の読者)
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