粉飾の論理

株式投資をやるときは東洋経済の会社四季報をよくつかいます！会社情報ならここしかないでしょう！カネボウには知り合いが居たから気になって購読しました。星は５にします明治に江戸日本橋の三越、大丸、白木屋（元日本橋東急）他共同で東京綿商社で起業有名人社長武藤山治、後の津田社長が大日本帝国軍政府の元で中国、満州、朝鮮平城製鉄所、フィリピン紡績工場、ボルネオ合板船工場、国内外に２００以上の拠点を持ち、日本製鉄？南満州鉄道を押さえて日本一の売上高を誇った！鐘紡資本の国際工業は合併で日本国際航空工業になりキ76三式輸送機、米国暗号名ステラーを製造（現日産車体）日本ディーゼル工業（株）は鐘紡ディーゼルになりバス用エンジン製造（後、日産ディーゼル現ボルボ）終戦後、鐘淵紡績と鐘淵化学に分割されて再スタートを切ったが化学繊維で乗り遅れて先発企業優先で増産出来ず、多大な設備投資回収に茨の道を歩み出した気配である。斜陽の繊維から化粧品は成果を揚げた物の後が出なかったようである。オイルショックに繊維不況に安宅産業解散騒動等に巻き込まれ好転しない繊維が傷口を膨らますバブル時代にカネボウ化粧品の株式上場もあったがベルファイナンスの売り込みも出来たか？最後は毛布製造会社の支援で不調！バブル時代は199１年までだったな会社切り売りもロレアルやヘンケルと当ったが元社長は癌で緊急入院し結局、経済再生機構持込で粉飾が明るみになり解散となった。もっと早期に対策を練るべきであったと思いますただし組織の空気にもろ反発出来るのかと言うと私も多分無理ですね。今のところ、読んだのはカネボウ関連ですが、投機筋に巻き込まれたカワイソウなケースもあるようです法人の経済活動は新聞だけでは解らないし、このような取材がないと全容が明るみにならない！人の振り見て我が振りをたださないといけない故に重要な取材だと思います